みどうすじ、徒然なるままに

IT企業でキャリアアドバイザーをしています。普段の小さな気付きから哲学的な考えまで、書きたいことを自由に書きます

【雑記】5年ぶりに大学の友人と再会したが、「転職」や「Web業界」の認知度はまだ低いと感じた話

先日、大学時代の友人に招待された結婚式に行ってきました。 別の友人も紹介されていて、5年ぶりに再会しました。

久しぶりに会ったということで当然の如くお互いの近況報告会が始まりました。 そこで気づいたこととしては、「意外とみんな新卒の時の仕事を続けている」ということ。

学生時代の頃は、「まぁ、3年くらい経ったら転職するよね〜」と言っていたのですが蓋を開けてみたら6年近く続けていました。 転職経験がある(しかも2回も)のは、公務員出身の自分だけでした。

...やっぱり「転職」というのはエネルギーがいることで、そんなに簡単にする世界線があるわけではないんだなぁって思いました。 本を読んだり、Web業界にいると転職が当たり前のように思えてしまいますがまだまだ日本では転職は当たり前ではないと気付かされました。

もうひとつ感じたこととしては「まだまだITやベンチャー企業、エンジニアとの距離感は遠い」ということ。 友人と話していているとテクノロジーに関するキーワードが一切出てこなかったのが久しぶりでした。笑 もちろんそれが良いとか悪いとか、そういうことではありません。ただ、気付きとしてまだまだ垣根が無くなるには時間がかかるだろうなぁと。

そう考えると、IT業界×ベンチャー企業×ビジネス職は意外にもチャンスかもしれません。 まだまだ参入している絶対数が少ない今だと業界の軸を伸びている領域に変えるだけでも大きなリターンがありそうだなと。 あと3-5年経ってしまうと年齢ももちろんのこと、ある程度アーリーアダプターの人たちがWeb業界に到達しきってしまうのでその時目指したとしても今よりもハードになることが予想されます。

日経新聞の記事にもあったのですが、DeNAの南場さんが「スタートアップ庁」なるものを作ろうとしているとか。

www.nikkei.com

そうなるとどんどんスタートアップ・ベンチャーが日の目を浴びることになるでしょう。 そうしたときには既にWeb業界は飽和しているかもしれません。

時代に取り残されないように、しっかりとキャッチアップしながら「どんな選択が今の自分にとって最適なのかを常に考えること」が求められているなと感じた結婚式でした。 (結婚式は普通に楽しくて、幸せをもらってきました。笑)