みどうすじ、徒然なるままに

IT企業でキャリアアドバイザーをしています。普段の小さな気付きから哲学的な考えまで、書きたいことを自由に書きます

【転職】いつでも転職できるように普段からすべきこと

こんにちは、御堂筋です。 IT企業でキャリアアドバイザーをしています。

主にベンチャー・スタートアップへの転職支援をここ数年行っています。

ざっと500名以上のキャリア相談に乗ってきました。

はじめに

  • 今後1回でも、「転職してみようかな…」と思っている人向けの記事です。
  • 以下書くことを普段からしておくことで、好きなタイミングで転職することが出来ます。
  • 逆に万が一転職「しなければならなくなった」場合でもスムーズに転職することが出来ます。
  • いわば「転職の防災行動」です。良かったら参考にしてみてください。

すべきこと

  • その①:キャリアの棚卸しを定期的に行う
  • その②:転職サイトに登録して、求人を見てみる
  • その③:転職エージェントと面談する
  • その④:カジュアル面談を受けて、企業と繋がりを持つ

その①:キャリアの棚卸しを定期的に行う

◎ キャリアの棚卸し:これまでに行ってきた業務について、振り返りをすること

キャリアについて振り返ることで、

  • 何をしてきたのか
  • どんなことが得意なのか

が分かります。 具体的なやり方としては、A4用紙にボールペンで

  • 業務内容
  • 出してきた成果
  • そこから得た気付き

を最低限書いてみると良いでしょう。

初めてやる場合は書くことが多くて大変でしょう。

しかし慣れてくれば10分くらいで済むようになるので、最初だけ乗り越えましょう。

メモ書きについては、以下の書籍がおすすめです。

その②:転職サイトに登録して、求人を見てみる

求人票を読んでみることで、様々な情報を得ることが出来ます。

例えば、「必須スキル」と「年収」を関連付けて見てみることで「年収〇〇〇万を得るにはこういうスキルが求められているんだ〜」や、「求人数」の増減から、「〇〇の職種での求人を良く見かけるけど、人が足りていないのかもしれない…」などです。

求人票と景気や市況感は連動しています。自分なりの仮説を立ててみることで意外な発見があるかもしれません。

迷ったら大手の求人サイトに登録しておくと良いでしょう。どれか一つでOKです。

その③:転職エージェントと面談してみる

多くの転職希望者と面談した経験を持つエージェントの話は聞いてみて損は無いでしょう。

自分と同じ年収帯・業種・職種の人はどんな会社に転職して、結果的に年収はどうなっているのか、など色々聞いてみましょう。

ただ、エージェントによってクオリティはまちまちで、場合によっては無理矢理転職の方向に持っていこうとする方もいるので注意しましょう。

優秀なエージェントは3-5年後を見越した話をしてくれることが多いです。 一般的なエージェントは売上を上げるために、その場の転職を勧めてきます。その場合はそれ以上話を聞かずに切り上げてOKです。

大手エージェントのサービス以外にも、カジュアルに話を聞けるという意味では以下の様なサービスもあるので参考にしてみてください。

- Meety:選考を前提としない面談形式で様々なポジションの人と話せるサービスです
- YOUTRUST:「キャリアのSNS」なるサービスです。カジュアルに情報を集めたい人にオススメです

meety.net

lp.youtrust.jp

その④:カジュアル面談を受けて、企業とつながりを持つ

- 「カジュアル面談」とは?:候補者・企業お互いの相互理解を深める場のことです。選考要素はありません。

カジュアル面談では企業から自社について紹介されることや、キャリアの軸について聞かれたりなど、進め方は様々です。

選考要素は無いため、現状の転職意欲が無くても受けることが出来ます。 むしろ余裕のある時に受けておいたほうがフラットに情報を取り入れられるため有意義な時間になるでしょう。

転職活動を本格的に始めた際に、以前カジュアル面談を行った企業に声を掛けることでスムーズに選考に進むことが出来ます。

カジュアル面談はいわば「名刺交換」のようなものです。 積極的に取り組んでみましょう。

まとめ:「転職リテラシー」を高めて、市場価値を上げていこう

簡単ですが、いざとなったときにスムーズに転職活動を進められるようなtipsを書いてみました。

小さな事かもしれませんが、知っているのと知らないのでは雲泥の差になる転職リテラシーをぜひ付けて頂ければ幸いです。

以上になります。最後までお読み頂きありがとうございました。