【読書メモ】失敗事の9割は起こらない
こんにちは、御堂筋です。 IT業界でキャリアアドバイザーをしております。
今日は『心配事の9割は起こらない』という本を読んだのでアウトプットしようと思います。
どんな本?
- 「禅」の教えを中心に書かれた本です。
- 人間関係・モノを持つこと・仕事の中で感じることなどについて言及されています。
- 日々の仕事に忙殺されていたり、モヤモヤがある人などにおすすめです。
気付き:本の中から気になったフレーズを中心に
「喜捨」:喜んで捨てること
モノに執着しない = 捨てることを喜ぶという意味です。 お賽銭を投げる(大切なお金を敢えて捨てること)ことも、執着から一つ離れることを意味しているようです。
「自分の中にある執着とは、何だろう?」 という気持ちになりました。
今の自分としてはそこまで執着があるようには思っていないのですが、こういうものは案外しっかり考えてみないと浮かんでこないものですよね。
ちょっと誰かと壁打ちしながら考えてみようと思いました。
「七走一坐」:七回走ったら、一度立ち止まろう
いつも走り続けるのではなく、たまには立ち止まって振り返ることも大切だよね、という意味です。
本の中では松下幸之助さんの言葉が引用されていました。 ざっくり書くと、失敗を素直に認識し、 「いい体験」「尊い教訓」 とすることが成長に繋がるということでした。
「失敗を認識する = 自分を客観視する」といった内容と似ているのでしょうか。
「もし他人になったとして、自分の状況を見たらどんな風に思って、どんな声を掛けるだろう」という視点を持っていきたいなと思いました。
「一切衆生、悉く仏性有り」:あらゆるものには、皆仏性という美しい心が備わっている
人を自分の色眼鏡で判断すること無く、良い部分を見つけていきましょう、という意味です。
どうしても人間は「主観」が入ってしまい、一度「合わないなこの人…」と思ってしまうと中々そこから脱却するのは難しいように思われます。
ただ、「いいところを見つけよう」という気持ちで接してみると今まではネガティブに捉えていた要素が、実はポジティブだったということがあるかもしれません。
自分自身も「合わないな」と思う人がいますが、そういうときは「どうしてこの人はこんな風に考えているのだろう」と考えるように「しています」。
「しています」と書いているのは、意識的にしないとすぐに色眼鏡を掛けてしまうからです。
まるでコンピュータのようにスイッチを切り替えて「どうして」を考えています。
「仏性」 というキーワードも自分の中に留めておいて、大切にしていきたいものです。
ネガティブな要素を捨てることも「喜捨」の一つかもしれません。
To do
- もっと喜んで捨てて、執着から離れていきたい。
- この喜捨の考え方、「こんまりさん」と似ているかもしれません。
- ということで、こんまりさんの本を読んでみようと思います。
まとめ:捨てること、手放すことを喜ぶ
最近は頻繁に使わなくなったモノを捨てているのですが、まだ周りを見渡してみるとモノに溢れているので積極的に手放していきたいなと。
「あなたにとっての執着は何ですか?」という問いはどこかのタイミングでコーチングで使えそうだなと感じました。使ってみます。
以上になります、最後までお読み頂きありがとうございました。